夫婦の問題 スッキリ解決!

私見タロット占い師がバッサバッサ斬ります

子供の欲しい夫婦には里親制度もあります

不妊治療だけがすべてではない

お子さんが欲しくても、なかなか授からないそんな夫婦も多い現代、不妊治療が花盛りです。人口受精の成功率は5~10%、30代では10~15%、40代では2%まで下がります。*1

最近は随分、体への負担は減ってきてはいるそうですが、回数を重ねればやはりそうもいっていられないでしょうし、費用もかかります。

それだけしても子供を授かれるかというのは数字をみればわかるでしょう。

海外で代理母を見つけてという方法までありますが、当然、高額ですし、斡旋組織に委託をするわけです。そのエージェントが信頼できるかどうかも疑わしいですし、代理母との関係もあります。子供を産んでもらうので、その代理母に母としての愛情が湧いてしまってトラブルになることもあるようです。

これらの方法を否定するわけではありません。かわいい子供を授かることができた夫婦もいます。

別の方法もあるのです。

f:id:umino_yume:20190322181036j:plain

血の繋がりがすべてですか

厚生労働省の政策の一つに「里親制度」というものがあります。*2

親の虐待や、養育拒否、死亡、行方不明などにより、乳児院や施設等で暮らしている子供と里親として養子縁組をして我が子として育てる方法です。日本ではまだまだ馴染みがないですが、海外では一般的に行われています。離婚してしまいましたがブラッド・ピッドとアンジェリーナ・ジョリーにはたくさんの養子がいました。しかも、肌の色の違う子も分け隔てなく受け入れたのです。

日本人はどうも自分の血を分けた子が欲しいという感情が強いようです。しかし、子育て中の夫婦でも夫が「もし、この子が自分の血を分けた子供でなくても関係ない。自分もおむつをかえて子育てした。こんなにかわいい子供はどちらであれ自分の子供だ。」という声はよく聞きます。

例えば、赤ん坊を引き取り、ミルクを与え、おむつをかえてから始まって、大きくした子供が自分の子供でないとどうして思えるでしょう。産みの親より育ての親とはよくいったものです。

里親になりたい、どうしたらいい

最寄りの児童相談所に相談します。児童相談所による家庭訪問や調査、面接が行われ、申し込みの動機、経済状態、健康状態、夫婦や家族の状況など子供を養育する適性を見られます。その後、研修を受け、修了証を児童相談所に提出し、児童相談所が審議して適性があるか判断します。適性があると判断されると、紹介、引き合わせとなっていくわけです。*3

まだまだ認知されていない里親制度

日本においては、まだ認知度も低く、選択肢としても低い位置にある里親制度ですが、実の親との不幸な関係で傷ついた子供に家庭の素晴らしさ、愛情を与えてあげられる素晴らしいシステムです。子供のいない夫婦が選択肢の一つとして里親制度も当たり前のように考える時代がはやく来ればと思います。

 

夫婦の問題ご相談ください。

www.umino-yume.work